パーティー

第22話

今、私たちの父の誕生日ということでパーティーが開かれていた。


ここには様々な人が来ているみたい。父の会社の社員さんやその妻や子どもなど。それ以外にも他企業の人々が来ているみたい。



私が参加することに香はとっても反対していたんだよなぁ。大丈夫だと思うんだけどなぁ。うーん。



そして香はというと、父と一緒に様々な人に挨拶をしている。だから今、私はひとり。



「お嬢さん。こんばんは」


「え、あ。こんばんは」


「パーティーに来るのは初めてですか?」


「あ、はい」



そういえばパーティーは婚約者探しをしている者もいるんだった。うぅ、早くどこかに行ってくれないかな。香が見たらどうなるんだか、、、。



「俺と一緒に食事しませんか?」


「あの、すみません」


「そうですか,残念ですが仕方ありません」


「、、、はい」


「では、私は失礼しますね。パーティーを楽しんでくださいね」



はぁ。やっと行ってくれた。



「千夏」


「あ、香」


「さっき絡まれたね、大丈夫だった?」


「うん、なんとか。あ、私、お手洗いに行ってくる」


「うん。気をつけてね」


「うん」

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