第7話

校内祭りとは、高校に入学していなくとも見学はできるもの。そしてこの祭りの目的は自分の能力の披露が最大の目的。


ここで自分の実力を見せることで様々な企業からのオファーを受けることもあるのだ。


そして他にもこの場で愛する相手を見つける人も多くはない。



「千夏?どうしたの?」


「あ、香。人が多くて」


「あぁ、確かにね。どうする?

僕たちもみんなのを見に行く?」


「う、うん。行こ」


「、、、いや、ここで少し休もうか」


「え?でも」


「大丈夫、時間はあるよ。無理して見るものじゃないからさ」


「うん、ありがとう」



香は私のことを1番よくわかっていると思う。私の好きなこと嫌いなこと。そして私も香のことを知ってる1番でありたいと思ってる。

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