第4話

生徒会室入れば先輩が挨拶をしてきた。


「あ!なっちゃん、おはよぉ」


「もか先輩、おはよう」


「もかでいいのにぃ」


「流石に先輩なんで」


「そっかぁ」



彼女は甘ったるい感じの声で、女子からは嫌われてるけど、私的にはいい人だと思う。あの幼馴染に比べれば関わりやすい。



「あ、はよ」


「優弥先輩、おはようございます。寝癖すごいですよ?」


「あ、あぁ、ここに来てから寝てたからかな、、、はぁ、眠い」


「おはよう。夏希さん。申し訳ないけれど、春を呼んできてくれるかな。きっと4階の空き教室にいるから」


「私ですか?」


「なっちゃんが呼びに行くと機嫌いいんだよぉ」


「え、そうなの?」


「そうだよぉ、行ってみてぇ」


「うん、じゃあ、行ってきます」


「うん、頼むよ」


「行ってらっしゃ〜い、夏希ちゃん」

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