第29話

そして私は2人のつけているバンドのGPSを起動させた。


「この住所にいると思うの。いける?」


「はい、任せてください」



そして到着すると

「俺が言ってくるから、雫と玲司は待ってて」


「、、、かしこまりました」


「わかった。ね、悠依斗。やりたい放題やって来てもいいよ」


「、、、うん」


久々に暴れて良いと許可を出したなと思う。この許可を出さない限り、悠依斗が派手にやる恐れはとても少ない。


そして私は悠依斗にもらっていたカメラ付きネックレスをパソコンに繋がる。

その間に、鈴木部長に連絡を入れておいた。住所と実行犯、内容、署内への連絡、警備のことなど。



準備が整ったので、私と玲司はパソコンを見つめた。

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