第10話
「無理しなくても良くない?」
私はエレベーターで話しかけた。
「俺にはあの仕事があってるんだよ」
「この仕事辞めたさ、2人で違う仕事でもする?」
「、、、え?でも雫は」
「別にいいよ」
「でもせっかくものにできた仕事だよ」
「なんで、旦那が無理しながらしてる仕事を見ながら私も続けなきゃいけないの」
「、、、だからって」
「ま、1つの案だから」
「うん」
そしてエレベーターが1階についたことを知らせる。
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