第14話
慌ただしく時は過ぎた。
あの男は、意識不明の重体。母はあのまま死に至った。
お父さんは確かに悲しんでいた。けれど母のことを恨んではいなかった。
自分が相手をしてあげられなかった。
母を悲しませてしまった。と。
最愛の妻を失えば自分を責めてしまうものなのかもしれないが、悪いのは母だと思った。
それは今も変わらずに。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます