第6話

そんな日々も続く中、私は幼稚園で、1番仲のいい子と遊んでいた。



「百合ちゃん!プレゼント!」


「のの。ありがとう」



綺麗な青い花。とても可愛かった。



のの。野々村一は、幼馴染だった。

茶髪の私と、1番仲良くしてくれる子。


他にも遊んでくれる子はもちろんいたけれど、ののが1番だった。



「おいしーね!」


「うん」



ご飯を食べるにも、



「なにつくるー?」


「なにがいいかな」



工作の時間も、



「一くーん。百合愛ちゃーん。お母さん来たよー」


「はーい!」


「あーい!」



帰る時も、

ずっと一緒。

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