第30話

話に行こうと思い、部屋を出た。



扉を3回ノックして返事を待つ。



「はい」


「お兄ちゃん、話があるんだけど…」


「なに?入っていいよ」


「…うん」



中に入ると、隆二たちはいなかった。


そして、お兄ちゃんは隣をぽんぽんと叩き隣に座るように促してきた。


よく見ると勉強中のようだった。

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