第17話
「……」
「あの、さ」
「…なに」
「一緒に…帰るか?」
「なんで」
「ひ、1人、みたいだから?」
「はら、兄さん!なにやってるの?帰るよ?」
「…だそうですけど?」
「……」
「はら、兄さん!」
男は弟に引っ張られている。
「ちょ、ちょっと隆二!迷惑かけちゃダメ!」
「…うっせーな」
「兄さん!!眞峰さんにそんなこと言わないで!俺らの仕事忘れたの!?」
「忘れてねーよ。…でも別に俺がなにしようと関係ねえだろ」
「兄さん!」
「…喧嘩中悪いけど、そこ退いてくれない?通るから」
私がそういうと大人しく退いてくれた3人。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます