第6話

「それじゃ、またあとでね〜」


「うん、また」



私はお母さんと一旦別れて校舎に向かった。



A校舎、B校舎、C校舎、と言うかなんとも単純な英語でわかられた校舎。


私はA校舎。爽はB校舎。

これは入学決定してからもうきまっていたこと。


爽はすごく落ち込んでたけど、私はそんな彼をよそにとても喜んだ。だからそんな態度を見せた私に怒りが向いたのかそのあと1時間くらいは身動きが取れなかったのを覚えている。

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