8月 夏休みの深凪さんと私

第31話

「わっ。可愛い!」


「でしょ?きっと楓に似合うと思って」


「ありがとう!深凪さん!」



白と金で上品な色の浴衣はとても可愛くて私には勿体無いくらいに見えた。


これは今週末の夏祭りのためにとネット注文していてくれていたものだった。



「見るのが楽しみだよ」


「うん!ありがとう!楽しみにしてて!」



ーーーーー

そうして迎えた夏祭り。



私は16時には浴衣に着替えた。



「よしっ」



私は転ばないように気をつけて、階段を降りた。



「深凪さん!」


「ん?なあに?って、、、。着てくれたの?」


「うん!どう、、、?」


「めちゃくちゃ可愛い」


「ありがとう」



私はこんなに素敵な浴衣に身を包めたことと深凪さんに嬉しい言葉をもらえたことがとても嬉しくて仕方がなかった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る