第28話
確かに良真がすごいとこの子ってのはなんとなくわかるけど…。私のこと問い詰めてもなにもないと思うけどなぁ。
なんて考えていれびHLも終わっていて、またクラスメイトが近くに来ていた。
「で、ゆずちゃん!」
「なに?」
「私たちにも紹介して!」
「紹介?」
「そう!紹介!小野寺くんを!」
「え?なんで?」
「な、なんでって…婚約者になるためじゃない!」
「婚約者?」
「そうよ!あそこの跡取りは小野寺くんのお兄さんじゃなく,彼なの!だから彼に嫁げば、私の家庭も安泰…」
「安泰?」
「そう!だからとりあえずじゃあ介して!お願い!」
「えっ、でも勝手になにか教えるなんて…」
「お願い!」
「いや、でも」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます