新たな人生

第27話

「ら、い」


羅衣は少し悲しそうな顔をする。

そこで私は眠ってしまったようだ。



目が覚めると、家のベッドにいた。

側にはと言うと、

夕優と、会長のりっくん。


私の目が開いたのを確認すると、りっくんは、夕優に声をかける。

「夕優さん!」

そして近くに来た夕優。

「あぁ、お嬢様、目が覚めたのですね」


「夕優、私、羅衣に、、、」


「羅衣様、ですか。彼は、、、」


とそこまで言い、りっくんの顔をを見ると。りっくんが言う。


「羅衣は約束を破ったからね、少しの間、魔界牢にいるよ」


「そうなの、、、」


「あの、りっくん」


「なに?」


りっくんはまだ私を好きなのだろうか。でも今はこれは聞きたくない。

「やっぱりなんでもない」


「今ミルクティーをいれてきますね」


「ありがとう」

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