グラスと水の澄明に、ルージュの赤のコントラスト。そこに翳り
一枚の絵とドラマを観るようです✨️
作者からの返信
うさぎは誇り高き戦闘民族様、応援コメントありがとうございます……!
この短歌の元になったのは、長い事話し込んでたカップルさんのテーブルに残ってた(と思しき)コップを洗った思い出から来ています
親戚のお店の手伝いをしていて、食器洗い係をしていたことがありました
私がそのコップを洗うときには、とっくにふたりとも退店していて、もうそこにその人達は居ないのに、ルージュの跡だけがくっきり残っていて
もちろん氷も全部溶けきっていて、きっと長い時間をかけて大切な話をしていたのだろうな……と想像したのを覚えています
それがいい話なのかそうではないのかは、直接関係ない私にはわからないことですが
人生ってきっと色んなところで交差してるんだろうなと思いました
長い時間が経ってしまうほど、話し込んだのか、それとも彼女が去ってからも佇んでしまったのか。いい話じゃなかったみたいで、悲しくなりますね。
作者からの返信
天音 花香様、応援コメントとお星さまくださり本当にありがとうございます……!
親戚のお店のお手伝いで食器洗いをしていたとき、ルージュのついたコップとついていないコップの二つが運ばれてきたことが着想のもとになっています
氷は完全に溶けて、コップには水滴も付いてなかった気がします
お二人が座っていたテーブルを見ていた訳では無いので、推測なのですが……たぶん、このお二人は長い間話し合っていたんじゃないかなあと思います
私がコップを洗う段階では、その方たちはとっくに退店してしまっていて、何があったのか、窺い知ることはできないですが
もしかしたら、すごく近くで、人生の岐路が決まるような出来事が起きていたのかもしれません
色んな人と、間接的にでも交差しながら、関わりながら生きているんだなあと思ったことを覚えています
幸せな話だったらいいな、そうじゃなかったとしても、いつか懐かしく思い出せる記憶になっていたらいいなと願っています