九頭龍伝の設定集(ネタバレ有)

@texiru

初めに注意書き等、作者の独り言

 これは私がプロットを元に書き出した設定集です。


 尚、公開している部分までをオープン化しているので、途中でネタバレが嫌と言う方は出来るだけ本編中の作者の独り言の方を参照してくださいませ。


 もしかしたらそのうち消えるかも知れませんがその時はご容赦を。


 基本的に大筋の話と、基本設定はそのままで書き出してますが、キャラの細かい設定等は話の流れ等は脳内で動いてるキャラクター達に任せてますのでその都度変更が入ります。


 あくまでも設定用資料として見て頂ける事を前提としてます。


 ここ違うじゃーん! とか出て来た時は、基礎設定以外の所は変わったんだなぁ……程度に見て頂ける事をお願いいたします。


 そして本編が進めば追加情報を書き足していく予定です。基本は最新話を基準に追加していきます。





 さて、色々な方にご覧頂いております本編『九頭龍伝』ですが、タイトルコールの単語が出て来るのすら本編100話以降になります。


 これだけだと何のこっちゃ? になりますよね? なのでサブタイトルに頭を悩ませました。ちなみにメインタイトルは変える気は一切有りませんでしたw


 で、結局は ~普通の高校生、精霊達と旅をする~ になったのですが……、まぁ主人公がチートを持たない大前提なので敢えて普通の高校生としました。


 そもそものこの作品ですが、近況ノートには少し書いてますが、もう20年以上前に当時大学生の私が就職用に作ったゲーム用プロットが大元になります。



 20年前と言えば、ゲームもPS2等が全盛時代。自分の好きなゲームを作ってみたいと思って応募用に書いたのがキッカケでした。


 募集した会社はメ〇テンシリーズのアト〇スでした。人間臭さが大好きなので、全シリーズが大好きで、作風も人間臭さをどう出すかが最大の焦点でした。


 ゲームシステムも当時は色々出ていましたが、主人公の属性は任意で他の仲間が固定属性なのはペル〇ナシリーズの影響です(ぁ


 まぁ私の作品の場合は主人公の属性は任意ですが得手不得手のバランスを入れてますw 後は色々と条件を付けたのは最初から俺ツエーや俺って特別!が嫌いだからです。


 人間臭さを全開にして、葛藤の末に人として成長していく様をどうにか描きたいと言うのがテーマだったので、最終的な俺ツエーは大好きです。


 努力の結晶が実る話は大いに好きです。現実でそんな例はほぼ有りません、努力は掛け捨ての保険と私は思っています。


 だからこそ、極稀な話をゲームの世界と言う非現実的な話で再現したかったのが一番でしょう。


 さて、脱線しましたがこの作品の主人公のタツミ・ヒジリ・ティルに関しては高校生の時には既に基本的なキャラクターを設定しておりました。


 この3人の設定をしてから精霊界の設定を考え、違和感無い説明をどう理論づけて行くから始まったのを覚えてます。


 まぁ当時は色んなゲームの設定を見たのも有って、良い所取りをしてみようと考えた結果が基礎設定になりました。


 オリジナル要素は『同化しても何故分離できる』と『精霊界の精霊力の濃度』言う所位でしょうか?


 元々理系脳なので、理屈が通らない事は嫌い! と言う性格で何となくの排除を出来るだけした結果の設定です。 なので作中も基本的に物理ベクトルが働かない物は勝手に動かないを徹底しようとしてます(ティルの爆裂弾も発射用の火球が有ったりするのはその為です)。


 まぁ人様の作品を読む時は気にしませんが、これを説明している作品とかは大好きですw


 そして属性は8つと決めて、各代表となる精霊と人間の基礎を作って行きました。


 3人の後に最初に作ったのがリィムです。その後タブレス、レピス、クリューエルだったのを覚えてます。


 なのでこの当初に出て来た6人(ティルは誰かと同化してるのでノーカン)を軸にプロットを作成したのを覚えてます。


 その後、タツミの人間臭さと挫折感を出す為に兄の龍一を設定し、友人関係のレン、ナギを作成。そろそろ精霊も考えなきゃと思ってハッキネン、ルーリアを作成しました。


 後は100話辺りのネタの為にユキを考え(ゴメン)、話の起承転結の転の部分のネタとなる特異能力(セカンドスキル)を考えました。


 ちなみに今流行りの読み方だと特異能力(ユニークスキル)でしょうが、当初はそれでしたが諸々の事情でセカンドスキルにしました。


 後は物語での強さの基準を作る為に、下位・上位・龍位等の精霊の強さの基準や、神器等設定。結の部分である「人間界に帰る」と言うのを明確にさせる為に、帰らなければいけない理由を作成しました。


 結局、個人個人の考えが有って帰る理由も様々だと矛盾が生じそうなので、精神の摩耗を言う最もらしい理屈で行く事にしました。


 帰る為の条件も悩むものにしなければ、簡単に帰れるじゃん? になるので条件も設定。


 そして、本編では出て来る事は無いですがマルチエンディングにしてありました。


 なので進み方や選択肢でかなりのバットエンドストーリーも構築してましたが、こっちは今は書くつもりは有りません(ぁ


 そして勝手に3部作の設定をしており、全4部構成のお話になっております。(どこかは2部で1作の容量と考えていた)


 これは隠す必要が無いので書きますが


1部 精霊界(6割程度踏破)

2部 人間界(ラブコメ・コメディ主体)

3部 精霊界(残り4割+@)

4部 ????


 だってこうしないと1部の比率が高すぎるんだもん! それにゲームとして考えてたからそれ位にしないと当時は容量の問題で大したものが出来ないと知っていたのでこうなりました。



 で、ここまでやったのですが、うちの実家の都合で小売業以外は就職を認めないと言われてしまったのですよねぇ……。(今なら何で?と思えるが)


 結局、私はホームセンターに就職して、その後色々有って職を転々としましたが資格だけは色々取ったので今は落ち着いております。まぁその間にこの作品の事は頭の中からは消えていました。


 そして子供達がアニメを見る様になり、ラノベを読みだし、原作元のアニメを一緒に見る様になって、ふとこの九頭龍伝を思い出したのでした。


 いや、原因は某爆裂娘のアレでティルの設定を思い出したのが原因ですが。


 そしたら急にPCも有り、今なら投稿サイトも有るから折角ならこの燻ぶらせた作品を小説で書いてみようになったのでした。


 さて、グダグダと長くなりましたが、こんな感じで書き始めた本作です。


この後は公開用設定資料になります。


 本作を知らなくてもコレを見て興味が湧きましたら、本編をご覧頂けたら幸いです。ネタバレ嫌なかたは本編を見てからどうぞw

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