ー My Life ー音楽と闇バイト編ー

sakana-kun

第1話 音楽との出会い

まず最初に最近流行りの闇バイトを行う人達が多いがハッキリ言って辞めた方が良い。


人生を棒に振ってしまうし、取り返す事の出来ない事態が起こってしまうからだ。


僕は色々と精算が終わり、

今は新たな人生を進んでる最中です。


やりたい事があったり、見つける事が中々見つからない人、大切な人が居る人、守る物がある人、闇バイトをするか悩んでる人は読んで貰えれば幸いです。




いつかのモニター画面で観たバンドのライブを、

「ヤベ!カッケ〜!」と思ったのが全てのキッカケになった。

自分の中ではコレだって決めてたんだろうな。


中学生の頃、バンドという物に憧れを持ち、高校生になってからバンドをやろうと真剣に考え、ドラムを始めました。

とりあえず、ギター、ベースと違って、音数が少なそうなドラムが簡単そうだなと思って選んだんだけどね。笑


高校に入りコピーバンドを始めて、卒業後は一緒にバンドやってメンバーの兄貴がギター上手くてさ、

『一緒に組んでもらったのが大きなキッカケ』になり、

更に本気で好きな事が見つかったって感じで、

同年代は遊びや仕事に夢中になってる中、僕はというと店舗型風俗店でアルバイトしながら音楽活動をしていました。


ビジュアル系のバンドだったので、派手な髪型で時間の融通が大丈夫なバイトは中々無く、

店舗型風俗店のアルバイト募集見て面接行ったら採用してもらい、そこの職場の人間関係が非常に良く、しかも楽チンで、ここでの環境があったから、

直ぐにやめないで就職もせずしばらく音楽とアルバイトを続けられる分岐点になったのは良く覚えてます。


結果、そのバンドはメンバーが営業マン的な事をひたすらに仕込んで来て、

音楽も大事だけど、


『営業して人脈作る事が本当に大事だから』と、今考えるとオーバーに言われ、

ひたすらメンバーにイベンターというイベント開く人を紹介されて色々なライブハウス〜打ち上げまで連れ回されてたな。


正直その時は音楽の汚い部分なんて知らないから、ピュアな僕は営業行って人脈も作る事に必死になってた。笑


根底には音楽なのにね。


ライブハウスや打ち上げにはバンギャと呼ばれる人(数人)や、メンバーを狙ってる女性スタッフ、小さなお山で偉そうにしてる先輩達。

酒が飲めない俺にその場はキツい。


何がキツいて一気呑みがあるからね。笑

体に酒が合わないから、注がれそうな空気感があるテーブルからはひたすら逃げてた。


そんな中で避難中のテーブルで他のバンドの人達と会話をしていて、

「普段は風俗でバイトしてす。」って言うと「マジで!」とか「女紹介しろ!」とか「貢ぎそうな女居ない?」とか先輩として残念な言葉ばかり。


後は全然知らないのにやたらと挨拶に気合いを入れなきゃみたいな風習があった為、全然楽しめない打ち上げって感じでした。


しかし、風俗店でアルバイトをしていると、ホストに通う女の子とか居たりして、

「もしかしたら、ワンチャン貢ぎ狙えるんじゃね?」ってアホな下心を抱きながらアルバイトを続けていて、

結局バンドは解散。


だけどドラマーは少なかったらしく、直ぐに別のバンドへ加入。

これもまたキワモノV系と言われてる少し特殊なビジュアル系だったけど、そこに入る事により今までより楽しく音楽に向き合えた。


打ち上げじゃなくてね。笑


ぬるま湯から来たものだから、最初はめちゃくちゃ厳しく、スタジオでは毎回怒られ、悔しい思いをしながら、コツコツ個人練習して行くと上達して行き、幸いにも先輩のスタジオも手伝ってくれと、当時20歳くらいでしたが30歳以上の人達のスタジオにサポートで入り、ドラムの技術が一気にかわり、逆にこっちがメンバーに怒り出す始末。


キツい言い方された分、コッチもキツい言い方をしてたな。笑


仕返しって奴です。笑


そんなこんなで、音楽にしっかり向き合え、ドラマーとしても少し認められて始めた時にバンドが活動休止。


ありゃりゃ。


『次、ど〜しよ。』


と思いながら同じアルバイト先のスタッフ達と男5人暮らしが始まる。

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