第10話

どんどん、話していくうちに連絡先を交換することになった




たまたま、お互いフリーだったし連絡先くらいなら交換しても良いかなっていう簡単な気持ちだった




まさか、こんなに好きになるなんて、こんな辛い思いをするなんて思いもしなかった




出会いは唐突にやってくる




ただ、その出会いが良いものなのか悪いものなのかなんて誰にも分からない




大好きな羽生弓弦のアイスショーを見ることができた日に出会った彼




あたしにとっては運命の出会いだったし、特別に感じられたんだ





それから、何度かやりとりをしているうちに飲みに行くことになった




彼は飲みに行く事が生き甲斐じゃないかと言うくらいお酒が大好きな人




『結婚するなら絶対、晩酌に付き合ってくれる人。』




そう言っていた

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