第8話

卑怯だし、ダメなこととは分かっていたけど嘘をついた




『午後から曽祖父の13回忌があるから休ませて欲しい。』




そう上司に嘘をついた




日頃の行いなのか、疑われることもなくすんなりと午後半日の休暇が貰えた。





割と仕事に対して真面目で休んだことなんてない




むしろ、他の人が出れない時は代わりに出勤したりもしていた




そんな、あたしがフィギュアスケートのために嘘をついて休みを貰った





でも、そこまでしても行きたかった

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