第44話
気付いたら夜明けが近付いている
あの子たちが起きる前に顔の傷だけでもどうにかしておかないと
医療の知識がある知り合いにダメ元で電話したら繋がった
少しでも腫れが引く方法を教えてもらい、それを試す
さっき風呂に入った時に全身を見たけどアザだらけだった
ほんと情けないな
寝室に行って2人の顔を見る
心が苦しくて押し潰されそうになる
だけど、この2人の葵と翠の顔を見ると力が湧いて来る
手を繋ぎ幸せそうに眠る2人の頬を撫でる
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます