第2話

「おはよ、あの教授の授業つまんないよね。」




ガヤガヤと騒がしい教室の1番前の席に座る




「おはよう。」




友達とは言えないこの男が唯一の俺の話し相手




「相変わらず、結城くんは真面目だね。」




俺を真面目と言うこの男も大概真面目だと思う




一応名のある大学




そこの経済学部に籍を置いている

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