第37話

近くにあった自動販売機で水を買い、公園のベンチに腰掛けた


あの、雰囲気は苦手だ


それに、あいつ以外の女と関わりたくない


仕事では、仕方ないがプライベートでは…



あいつ以外の女はいらない



なんで、俺から離れたいったんだよ・・・



この5年間、一度たりとも忘れたことがない



ふと、頭によぎるのはあいつのこと



情けない、未練がましい。



そう思われたってあいつは俺の全てだったんだ

忘れられる訳がない



今、どうしてんのだろう?



会いてえよ




月夜(るな)

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