第21話
佐藤さんはまわりを見回して、
「わかった。」
と返答する。
「名前は、藍沢 黎弍。新入社員は、取り敢えず9階の会議室に一旦集まることになっている。部署は、そのとき発表されて社員証もその時渡される。他の新入社員は、研修を受けて部署を決められる。だか、あなたは社長がお決めになられた。まあ、取り敢えず会議室に行けばいい。ああ、それと社長から伝言が。"神風の一員として恥ずかしくない行動を取りなさい。友人や恋人も選びなさい"だそうです。」
友人や恋人か。
それだけは、俺が決めるさ
「佐藤さん。悪いんですけど伝言頼みます。"肝に免じておきます。ただ、俺には恥じるような友人はいません。"と」
「わかった。」
佐藤さんはそう行ってエレベーターに消えた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます