第26話

「今日はこの間の組手をもとにメニューを考えてきた。」



放課後、みんなを連れて輝神の倉庫に来た。



前回のこともあって歓迎されている感じはない



むしろ、敵意さえ感じる



色んな視線を受けながら幹部のいる部屋へ向かう



「うえ~、そういえばあいつら居るんだよね?」



心底、嫌そうな顔をする



「あー、あの2人な。」



「どうでもいいよ。」



みんなよっぽど嫌いなんだろうなって思う



「まあ、いいじゃねえの。

よっ、來ちん、さっきぶりじゃねえの。」



上から來智が降りてくる



特に気にする様子もなく來智に絡みにいく



「来てくれてありがとう。」



この間のことは、気にしていないのかいつも通り接してくれる。




「上にあいつらいるんだろ〜?

俺、あいつら嫌いだから会いたくねえよ。」



自分に正直な夏樹




苦笑いする來智



「ふっ、ストレートすぎるだろ。

まあ、でもあの2人の態度も褒められたもんじゃないしな。」



結局、上には行かず直接下で話すことになった

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