第13話

城内は結局一回も姿を見せていない


そして、俺とみひろが暮らし初めて一年が経った



ガチャ


「おかえりなさい」



組の仕事を終えアパートに帰るとみひろが迎えてくれる



当たり前のことだか俺にとっては、凄く幸せなことだった



ガキの頃から真っ暗で誰もいない家に帰るのが当たり前だった



仕事で疲れて帰ったら飯と風呂があり、俺を迎えてくれる人がいる。



みひろと暮らしたこの時が俺にとって人生で1番幸せな時間だった

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