第5話

流石にヤクザになるのは気が引けた



しかも、そのヤクザは薬、売春、詐欺など悪どいことをしていると有名だった



いくら俺でも躊躇はあった



金もなくなったし久しぶりに家に帰ることにした



家の中に入ると母親がいた



まともに母親を見たのは何年ぶりだろうか?



でも、母親の目を見て思った



こいつ、薬やってやがる。堕ちやがった



「なんだぁー、あんたまだいたの?とっくに死んだのかと思ったわ。てかさ、もうお金いらないわよね?どうしてあたしがあんたのためにお金なんてあたえなきゃいけないのよ?」



そっか、俺は何処かで母さんは俺のことをちゃんと愛してくれていると思っていた

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