第105話
賢也「雅、腕貸して。」
「ん。」
俺が腕を前に出すと賢也はそれを掴んだ。
賢也「うわ、手で余裕で掴めちゃう。」
誠也「本当だ。」
「お前ら、何年?」
「「中3だよ。」」
雰囲気が幼いと思ったらまだ中学生か。
あ、でもこいつらが成長しても変わらなそうだな。
「そうか。」
誠也「僕、雅ちょっと気に入った。」
賢也「僕も。」
ちょっとって何だ?
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