朱の獣1 〜続き〜
@MeiLing__
姫が出来たらしい
第62話
魔法のiランドから直接移行した為、話数がおかしくなっております。ご了承ください。
奏side
「っだあ!雅、遅ぇ!」
「確かに遅いね。」
「なんかあったに違いない!俺、探してくる!」
「待て、俺も行く。」
俺が部屋を飛び出そうとしたら、瑠樹もついてくると言う。
「はぁ?じゃあ俺も行かざるを得ないじゃねぇか。」
残るは蒼大、優菜、そして、智尋になってしまう。
智尋は空気を読んで自分も出て行くつもりらしい。
「そう?じゃあいってらっしゃい。」
蒼大は心底嬉しそうな表情で俺らを見送った。
「また、水ぶっかけられてたりして...。」
「はたまた、男に絡まれてるか。あいつ細ぇし軽く殴られただけで骨折ってそうだような。」
俺に続いて物騒なことをいう智尋。
「馬鹿なこと言うなよー!雅、どこいんだっ?」
「手分けして探すか。」
瑠樹がそう提案してきた。
しかし、瑠樹本人を動かす雅って凄ぇな。
それだけ気に入られてるってことか。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます