怪異宅配便

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調査報告書 調査中

調査報告書　志野家の怪異　○○さま

　調査中　

　調査員　山本　稔

対象　志野家　及び　怪異○○さま

　依頼者　志野　香澄

　　　　　志野　大樹

　　　　　志野　光樹

　　　　　　　　　　　　　　両名の保護

　　　　　　　　依頼内容

怪異○○さまの代理として餌として呪いの道具監禁された両名の安全確保、怪異○○さまの無力化。

　　　　　　調査段階の聞き取り

母親は詳しく知らないようであり、曖昧な内容志か聞かされていないらしい。以下の通りである。

両名の父親及び父方の親戚にて○○さまを代々まつられており、親族を餌として願いを叶え呪いを成就されている模様。利用することが彼らでは主流の方針であるようであり、長兄、男性が代々引き継ぎ血縁のある者を代償に差し出し○○さまに見立てているらしい。怪異、詳細不明。

　追加調査を打診。引き続き調査中。

　　　　　　　両名との接触

父親の不在時に依頼者により調査員と保護対象の接触を試みたところ。志野家にて監禁されており、食事は出されているらしいが兄弟共に、痩せ細っている。会話可能。父親に怯えている様子。怪異そのものである○○さまとは接触できず、また正体を捕捉不能。

　緊急性、脅威度把握不能。正体不明。怪異による浸蝕度合の観測不能。

調査員及び実行隊員の追加要請。