第82話

私達だってそうやって過ごしてきたんだから。



しかし、クラスメートは今度は自分の番なのではないかと怯えているようだった。




それは、西部さん、武藤さん、そして田村くん徳井くんから聞かされた様子で手に取るようにわかった。



私は帰りに石井くんが首を吊った木の幹にお水とお花をお供えした。




そして、手を合わせて、石井君の呪いが徐々に人々を狂わせている、そして死の連鎖が続いていることを報告した。

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