第70話
「クックック、アッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハーー!!」
テレビを消してベッドに横になる笑いが込み上げてきた。
関連も同期も分かるわけがない。
わかるもんか。
これは呪いなんだよ、最後の1人が死ぬまで絶対に止むことはない狂気の踊りが始まったんだ。
休学明けにクラスメートの顔を見るのが楽しみだ。
あいつらどんな顔をして登校してくるやら。
しかし、せっかく学校は休みなのに私には何の予定もない。
遊びに行くような友達もいなかった。
仕方がないので、コンビニ行ってみる。
ファッション雑誌を手に取る。
ヘアスタイルやメイクを考えてみようかな……
初めてそんな気持ちになった。
きっと心に余裕ができたせいだろう。
いつもビクビク追い詰められたような心境だったから。
雑誌を3冊ほど買うと、コンビニからドラッグストア。
そこで簡単なメイク道具を買う。
家に帰ってどんなヘアスタイルの良いか雑誌をめくってみた。
まだ時計は昼を過ぎたばかり。
夕方前に美容室に行くと、私は気に入ったヘアスタイルの写真を見せて切ってもらった。
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