第3話 PERFECT DAYS

今日はまだ見ていない映画の感想を書く

なんで今更と言う感もあるが敢えて書こう

この映画の感想も内容は皆さまご存じの通り

都会の中で働く清掃員の日常を淡々と綴った

日記のようなドキュメンタリー風の私小説だ

そして友情や病気や恋愛の感動ポルノでもない

ただ中年男性の生態を見守る退屈な映画である

しかしそこには確かなリアルが存在するのだ

それは主人公がチャーミングで飾り気のない

愛すべき人間であり日常が存在するのである

その脇を固める役者も必要最小限でまとめる

ふと我に返ればこの映画の主題は何だろうと

ヴィムヴェンダース氏に問いたいがそれは

別に特別意味の無い事に気づくのである

この映画の後半に何かしら出来事が起こる

それは彼にとって喜ばしいハプニングなのか

悲しい出来事ことなのか我々は知る由もない

何しろ私がこの映画を見てないので書けない

だが物理的な価値観で幸せを図る訳でもない

ましてや彼の過去の話などどうでもいい

ある意味、彼の心のゆらぎそのものが

この映画の本質ではないかと予想するのだ

人生はまさにショー・マスト・ゴー・オンだ

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