花魁・吹雪の話
第42話
食事も終わり化粧を始めた。
お由美とイネの化粧をさりげなく見ていると、首周りを襟足まで白粉を濃く塗ってる。
そして顔には薄っすら。
みんなも同じだ。
これがこの時代のトレンドなわけか……
でも塗りすぎだろ。
私は極力薄くしとこ。
あとは良く見ると眉毛を剃っていて筆で書いてるけど、これは私がいた時代でも同じだ。
目の下にも紅を引いて切れ長に見せる。
この時代はパッチリより切れ長の方がウケるらしい。
口も小さい方が良いということで、唇を白く塗ってから真ん中を赤く塗る。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます