第64話
吐き捨てるように言うとそのまま店を出た。
こうなるとエリとの会話にはウンザリだ。
「優希!」
後ろからついてくる足音がした。
「オイ!いいかげんいらねえ心配するな!!」
「優希……」
「俺は好きでチームにいるんだ!心配なんて余計なんだよ!」
振り向いて怒鳴るとエリは泣きそうな顔になった。
そのまま無視して駅まで歩いた。
俺が心配?マジで余計なお世話だ。
心配とか言って俺達はそんなにヤバイことをしているわけじゃない。
クスリとかもやらないしウリも禁止してる。
ただTシャツ売ったりパー券売ってイベントやって、トラブッた時にケンカはするってだけだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます