冷たい瞳の少年:優希
第39話
6月。
まだ夏じゃないのに陽射しだけは夏みたいだ。
俺は氷村優希。
17歳。
私立明清学園に通う高校2年生。
学校のレベルは中の上って感じだ。
校則は厳しくないけどバカはあんまりいない気がする。
駅から学校まで歩いていく途中、クラスメートが声をかけてくる。
クラスメートだから俺も普通に挨拶を返す。
校門までくると教師2人が生徒に声をかけて挨拶していた。
これもいつもの風景。
「おはようございます」
手前の教師に挨拶をした。
担任だ。
「おう!おはよう!」
挨拶をしていく生徒にうなずきながら担任は俺に話しだした。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます