2.

たぶん、私たちは呼ばれていたのだと思います。それは世界史的事実です。


それの方へ。


それは彼であり彼女であり、そして私たちではないと言いました。しかし、決してそんなことはありません。不愉快です。戦争でもするつもりなのでしょうか。


それでも、それは私たちではありえません。私たちの仮面の下、それが蠢いていれば。それに報いることができたら。


もし、そうであれば。


ここは場所です。そして場所はそれです。また、それは価値でもあります。つまり、ここはそれが価値であるような場所なのです。


でも、ある人はこう言います。それは価値ではないと。実際、それはふたつにわけることができるではないかと。そのうちのどちらがどちらなのかと。そんなことを言うのです。私には、ひどく表面的なものの見方に思われます。


それはそこにある。それはそこにない。それは私たちを目指す。それは私たちの中にある。それは私たちのものである。


それは、こういうふうに始まったのです。

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