ABテストを導入してみるのはどうでしょうか?


 ABテストと言うものをご存じでしょうか?


 例えば、「AとBどちらが市場で高く評価されるのかがわからない」と言った時、ABの両方を実際に市場に流し、どちらがより多くの評価を得たのかを統計的に調べるというものです。


 カクヨムの場合、例えば、タイトル。


 同じ内容の小説でも、タイトルが違えば、当然関心の集まり方も違います。


 たとえ内容に違いがなくとも、


「魔女の防人」


 というタイトルと、


「転生したら超絶美少女ロリババア魔女のペットになった件」


 というタイトルとでは、読者層も読者数もまるで違うものになるはずです。


 どちらがより多くの感心が集まるのか、わからない。


 そう言った際にABテストが役に立ちます。


 具体的にはどうするのかと言うと、


 異なる二つのタイトルを、ユーザーにランダムに表示するのです。


 10人のカクヨムユーザーがブラウザを開いてこの小説を発見した際、その内の五人のブラウザには「魔女の防人」と表示され、あと五人には「転生したら(以下略)」と表示されるわけです。


 そして、その内何人がこの小説を閲覧しに来てくれたかの統計を計測してくれるのです。


 例えば前者が五人中二人に、後者が五人中4人に閲覧してもらえた、と言う結果が出た場合、多くの人間に関心を持ってもらえるタイトルだということになりますね。


 まあこの場合は母数が少なすぎるので信憑性に掛けますが、母数が多くなればなるほどデータは正確になると思います。


 個人的にはタイトルを複数用意するのは邪道かなと思っているのであんまり水晶はしないのですが、


 カクヨムには「キャッチコピー」なるシステムがあるので、これならばABテストを実施していいのではないかと思っています。


 どうか「ABテスト」の導入をご検討ください。


 カクヨム様





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