第1話

▶作品キャッチコピー


女装&男装の入れ替わりで、運命フラグを「反転くつがえ」し、双子の片割れと共に生き残れ!


▶注目ポイント・アピールポイント


◇作品のテーマと、注目して欲しいポイント


作品のテーマは、「フラグ」と「反転」です。


本作では、主人公ノワールと、双子の片割れキュリテの二人を主軸にした物語を描きます。


全体を通したストーリー構図は、下記です。

・前半はテンポ良くコミカルに「フラグ」を醸し出し、後半はシリアスにフラグを回収することで、ギャップと切なさを演出

・前半は、物語のヒーロー(キュリテ)が、ヒロイン(ノワール)を必死に救おうとし、闇に身を堕とす

・後半は、救われてから守られていたと気付いたヒロインが、闇に沈んだヒーローに手を差し伸べる


本作の見どころは、上記の「物語の雰囲気」「救い救われる者」の二種類の「反転」による切なさです。


その中でも、前半にてブラコン・シスコンな二人がほのぼのと仲良くしているシーンが、特筆すべき見どころの一つです。

反転により後半で二人が別離する展開を迎えた際に、前半の仲良しシーンを思い起こすことによって、救い・救われる二人の関係性がより尊く輝くものだと考えます。


恋愛関係ではないけれども、【絆の深い二人が互いを救い・救われ合う】という相互関係性が好きな方に、ぜひ読んで頂きたいと考えています!


そして「フラグ」については、タイトル名でのフラグ感を筆頭に、何気なく進んでいる日常シーンの中にも事件のフラグを散りばめています。

最終的に主人公たちがそれらの「フラグ」を反転することで、困難を解決させていきます。


こうした「フラグ」と「反転」を随所に散りばめることによって、「フラグ」が「反転」した場面で過去のエピソードをもう一度見返したくなる仕組みを目指しました。


また、サブタイトル名のバイナリィヱディタという名前は、こうした「フラグ」を主人公たちが最終的に覆すことから、コンピュータ的なフラグを操作する者になぞらえて名付けています。


◇もっとも描きたいシーン


双子が思いっきり仲良くしているほのぼのシーンを二種類、描きたいです。


前半の日常パートでは、思いっきり甘えるノワールに対し、キュリテが仕方なさそうにしながらも甘やかす、兄妹のような構図で描きます。


また、最終的にハッピーエンドを迎えたエピローグでも、同様の仲良しほのぼのシーンを描きます。

しかし、以前の日常パートとは異なり、エピローグでは二人の立場が姉弟関係へと逆転した構図で描きます。

取り戻したキュリテをいっぱい甘やかしたいノワールと、どう甘えて良いか分からないけど優しさを素直に受け取るキュリテ。

苦難を乗り越えた二人が幸せいっぱいに前へと進む、最後はそんな場面を描きたいです。

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