『一匹狼』by GOLD WOLF【完】
星
表紙
もしも許されるなら
俺を見つめる大きな瞳も
強く抱きしめたら壊れてしまいそうな華奢な体も
涙で濡れた長いまつ毛も
俺だけを想ってくれる気持ちも
…そのまま全部連れ去ってしまいたかった。
「何処に居るんだよナオ…お前の大切なケイちゃんが泣いてるぞ…?」
受け入れなければならない運命なら、それに背く事さえも運命にしてやる。
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