ファム・ド・メナージュ *まじでエッチいナースメイド*

猫野 尻尾

第1話:やって来たメイドさん。

夏が過ぎかぜあざみ・・・ようやく夏の暑さからも解放されはじめた、そんな

9月のなにげない日常の朝、僕んちにひとりのメイド「ファム・ド・メナージュ」

がやってきた。


親父が突然どこからか連れて帰ってきたんだ。


僕の母親は僕が幼いの頃、他界していて今は親父とふたり暮らし。

だから僕んちは女手がないと言うこともあって不自由を感じた親父がメイドさん

を雇って連れて帰ってきたのかも・・なんて思ってみたりして・・・。


でもその子普通のメイドカフェにいるメイドさんとはちょっと違っていた。

若くてめちゃ可愛い子の上に見た目とってもエッチい・・・そうエッチい。


ピンク系のメイド服にブラにヘソ出し超ミニスカート、太ももまでしかない

ストッキングを履いていた・・・メイドさんが頭につけてるカチューシャみたいな

髪飾りが看護師、ナースのナースキャップになっていた。・・・・だから見た

目からしてエッチい。


まあ、僕んちは女っ気ゼロだから彼女が来てくれたおかげで、たちまち家の中に

フレーバーな香りが漂いはじめた。


僕は「始田 一平はじめだ いっぺい」17歳、御手洗みたらし高校に通う高校二年生・発情期真っ盛り。


で、僕とメイドさんが初対面の時、彼女はつぶらな瞳で僕を見て言った。


「本日からお世話になります、彩葉いろはです」


てっきり頭を下げてお辞儀をするのかと思ったら僕に向かって履いてるミニスカ

をペロッとめくった。


「お〜〜〜〜な、なに?・・・パンツは?」


「これからどうぞ、よろしくお願いします」


って彩葉は恥ずかしがる訳でもなく照れる訳でもなくそう言った。


めくったスカートの下から見えたのは・・・もじゃっとした黒い可愛い三角地帯。


ノーパンかよ・・・なにしてんの?この子はって僕はちょっとだけ思ったけど

初対面で女の子に生を見せられて驚いたけど・・・そりゃね、お辞儀される

よりノーパンのほうがいいに決まってる。

まるでX「旧ツイッター」によくアップされる動画みたいだ。


「彩葉は今日から始田はじめだ家の家族だからな」

「だから名前も始田 彩葉はじめだ いろはだ・・・一平、彩葉をよろしくな」


そう言って親父は彩葉を僕に預けると仕事があるからと急いで出て行った。


親父が連れて帰ってきたメイドの彩葉、彼女の年齢はまだ15歳ってこと

だけど・・・未成年に個人宅で働かせていいのか?


ずっとあとになって分かったことによると彩葉の実年齢は0歳ってことらしい。

だからこの世に生を受けてまだ1年も経ってないってことになる。

そんな人間、見たことも聞いたことない・・・人間じゃないとか?まさかね。


そして彩葉が僕んちに来てしばらくしてのことだった。


親父の「始田 最伍はじめだ さいご」は遺伝子工学の研究所の所長で最近までその研究所に勤めて

いたんだけど、その研究所が「バッド・クライム」とかって大手のブラックな

闇企業に乗っ取られたらしい。

それと同時に他の研究員を含めて親父も謎の失踪・・・行方不明になった。


訳が分からないまま僕は彩葉と、ふたりの生活が始まった。

彩葉と僕は主従関係じゃないけど最初っからフレンドリーと言う訳にはいかな

かった。

そりゃ、まあそうだよな、彩葉は訳も分からず僕んちに連れて来られたんだから。


なんだけど、なぜか朝、僕が起きると


「はい、朝のハグとチューですよ〜」


って言って僕を抱きしめておいて何かを確かめるように納得して、それから

めちゃディープなキスをしてくれる・・・で僕の口の中を唾だらけにして納得して

僕の部屋から出て行く。

なんで?って思ったけど、そんな美味しいスキンシップ、僕が拒否る訳がない。

暖かい体でプニプニしたおっぱいでハグしてくれるんだから訳なんか分からなくて

いいんだ。


彩葉のハグとキスは朝と昼と晩と定期的に三回に決まっていた。

あと毎日ミニスカートをめくって一回は僕に、もじゃもじゃ可愛い三角地帯を

見せてくれる・・・それも訳が分からん。


さすがに彼女の行動が把握できない僕は最初戸惑いもあったけど、僕もバカ

じゃない、きっと彩葉の行動にはなにか理由があるんだと思った。


親父はこんなエッチいメイドさんを僕と一緒にさせて心配じゃないんだろうか?

こんなことしてたら遅かれ早かれ僕は彩葉を奪ってしまいそう。


たしかに一平の思った通り彩葉の行動にはちゃんとした理由と意味があったのだ。

ハグもキスもそれからノーパンも好きとか愛情とかから来る行動じゃなかった

んだな。


実は彩葉が一平んちに来たのには奈落の底より深〜い訳があったんだ


つづく。



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