第2話
「そう!ナンパ!」
認めるようだ。
「急すぎて、よくわからなくて…すみません!考える時間下さい」
「じゃあ考えて?今」
「い、今!?」
うーん、そんな短い時間で考えるの?でもなぁ、俺のこと気に入ってくれてるのは嬉しいしなぁ。
「えーと、俺のこと気に入ってくれて、ありがとう!だけど、今から学校だからもう行かないと…」
「私と付き合うか決められない?私おかしい?」
「そういうことじゃなくて…ナンパされたことないからびっくりして考えらんない!」
「そうなの?ナンパされないの?」
「されません…」
「へー!そうなの!」
なんか楽しそうだな。
「じゃあ、電話番号教えるから、付き合うか決まったら連絡ちょーだい!」
「え!?えーと、今携帯持ってなくて…」
「じゃあ、紙に書いてあげる」
「…ありがとうございます。と、ところでお名前は?」
「リリー」
「リリーさん?」
「そう。あなたは?」
「
「エンヨー?」
「はい」
「わかった。エンヨー、連絡待ってるね」
…紙を受け取ってしまった。
「それじゃあ、気を付けて!学校行ってきます」
そのままランニングに戻る。
どうしよう…かな…。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。