第16話
お昼になると私たちは喫茶店へ向かった
「あそこのサンドイッチ食べたい」
そうミヤビがきりだしたためだ
カランカラン…喫茶店の扉を開けるとそこには
「「「…」」」
いつもの席にあの6人がいることでお店全体の空気が悪かった
「あーあんたらもいたんだー」
「偶然だねー」
「いつもの席でいっか」
「うん、いーよー」
ハヤトくんたち6人が座るテーブルの隣へ私たちは座った
「拒否権…もーおちついた?」
リンカが座った私に話しかけてきた
いつものように無感情に冷静に…リンカとは夢の中であったっきり
あのときのリンカとは逆で無表情に無感情に
適当なリンカだった
私はその適当なとこがすきだった
「…叩いて…ごめんね」
「いーよ、別に…これくらい痛くも痒くもないよ」
私は時の流れのままに冷静に、時が来るのを待った
リンカ…お前の負けだ
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます