第16話

お昼になると私たちは喫茶店へ向かった


「あそこのサンドイッチ食べたい」


そうミヤビがきりだしたためだ



カランカラン…喫茶店の扉を開けるとそこには


「「「…」」」


いつもの席にあの6人がいることでお店全体の空気が悪かった



「あーあんたらもいたんだー」

「偶然だねー」

「いつもの席でいっか」

「うん、いーよー」


ハヤトくんたち6人が座るテーブルの隣へ私たちは座った



「拒否権…もーおちついた?」


リンカが座った私に話しかけてきた


いつものように無感情に冷静に…リンカとは夢の中であったっきり


あのときのリンカとは逆で無表情に無感情に

適当なリンカだった


私はその適当なとこがすきだった



「…叩いて…ごめんね」


「いーよ、別に…これくらい痛くも痒くもないよ」



私は時の流れのままに冷静に、時が来るのを待った


リンカ…お前の負けだ



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