第134話

あれからハヤトくんとは会えず

次の日を迎えた


ハヤトくんは朝から姿を見てない


気になってE組の前を通ったら

六人衆がいなかったから多分視聴覚室かな


ハヤトくんは休みなのかどうか

聞きたかったのに



「マユちゃん…自販機いかない?」


「いーよー

時間あるかな?

すぐ戻ってこないとね」


そう、今日はこれから全校集会がある

なんかクスリの危険性について

警察の人がくるらしい


だから、もどるとすぐに体育館へ

行かないといけない


昨日の始業式でいっしょに終わらせればいいのに

また行かないと



話の途中に飲み物飲みたいから

買っていきたかった


マユちゃんと自販機へ向い

教室をでて自販機のある場所へ階段を降りていく



「…今日いないねー」


「うん…休みなのかな」


三学期入ってすぐ休むかなー

友達やめないよっていいたいんだけどな



階段を降り終え1階へ


下駄箱を通り越すとすぐに自販機はつく

自販機がみえてくると


「拒否権…」



「うわっ」

「わぁ」

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