5
第53話
「うわああああんマユちゃぁああん」
「よしよし、2回目の失恋だね〜
つらいね~」
その後しばらくたって
教室にマユちゃんがやってくるとすぐに
マユちゃんに抱きついてさっきの事を話した
「よしよし、いっぱいなけ~」
やさしく私の頭を撫でてくれるマユちゃん
だいすきだ。マユちゃんが男だったら絶対マユちゃん好きになったのに
こんなにやさしいマユちゃんに彼氏がいないのが不思議だ
「マユちゃんがいいよぉ」
「私はおとこがいい!!」
「…っ…」
「おちついた?」
「…うん…っ…」
「…ハヤトくんに好きな人ねーでも、良かったじゃん。彼女じゃなくてさ」
「…そうだけど、これなら彼女になるかも」
「わかんないでしょ。もしかして振られるかもよ」
「…それでも、私に入る隙なんてないよ」
「なんでそうやって決めつけんのよ。わかんないじゃん。これからどうなるかなんて」
「でも、」
“ すげーかわいい!”
あんな笑顔みたら
無理だって思うよ
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます