第46話

なんで!休むってタクトさんが言ってたのに


それに来るのも今日は30分くらい早い


は、は、はやくきてよかったあああ

まだ誰もいない道


人もまだ集まっていないから喧嘩はない

私はいても立ってもいられず走ってハヤトくんの所へ向かった


「はぁはぁはぁ」


階段を急いでかけおり

ハヤトくんのところへ


下駄箱で靴を履き替えてる




「…はぁ…ハヤトくん、おはよ」


「ん?あーコヤギちゃん」


自分を呼ぶ声の方へむいて私を見つめる


はぁ…かっこいいなぁ


おもわず見とれていると


「息切らしてどーした?」


やさしい

階段をダッシュして息切れる私を心配してくれてる


「あ、いや…えっとハヤトくんをみつけて…」


「あーそれで走ってきたんだ」



「う、うん」


みつけて駆け出したのはいいけど、なんも準備してない。話すこと。話すことを…



「あっ昨日休んでたよね?

どうしたの?」



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