第18話

「ランカー大丈夫?」


そういいながら私の後を追いかけてきたマユちゃん



「…マユちゃあん」



「どうしたの?

なんかいわれた?

とりあえず戻ろ」


そういうと私の手を取り

私たちは教室へ戻った





┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈





「そういうことかー…」



「そうだよーマユちゃんひどい

ケイトくんだけじゃなくて

ハヤトくんにまでバレちゃうなんて…」


「それに関してはごめん

ケイトに言っとく

…いや、もう遅いか」



教室へ戻り

マユちゃんにさっきの出来事を話した


マユちゃん笑っちゃって…


絶対楽しんでるよねっ





「…マユちゃん

楽しんでない?」



「まさかー…

っちょっとだけね」


「もう、マユちゃん!」


「ごめんごめんっ



でもさ、ランカはこれでおわるつもりないよねー?



1度や2度無理って言われただけで

諦めないでしょ」



「当然!!!

本人にも言ったんだから…


私、諦めないよ」



「よーしマユリ

応援する!」



「ありがとう!!


…でも、ケータイ持ってないって


どうすればいーのー

マユちゃん」



たぶん嘘じゃない

ほんとにケータイ持ってないんだ


高校に入ってケータイ持ってない人っていないとおもってたら



いたよ


しかも私の好きな人だよー

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