第10話

「あーハヤト?仲良いよ

いつもいっしょに」


目の前にケイトさんだ。ケイトさんがいる


緊張が…半端ないって


「あんたら目立つから知ってる

んでさーハヤトくんの連絡先おしえて?」


ケイトくんはいつだって赤いニット帽を被ってる。そのニット帽に手を添えると考えることなく


「無理だね」


「ま!?」


思わず驚いてしまい2人が私をみる


「あ、ごめん」


「·····エビマヨ。この子は?」


さっき会ったの忘れてません?自販機で飛び出てきたの私です


「だから、エビマヨやめろっつの

この子はうちの友達。ランカっての」


「へー·····あーわかった。その子が知りたいんだ。ハヤトの連絡先。ふーん」


何かわかった顔してニヤついてくる


「そっ

この子ハヤトくんにゾッコンなの」


「ちょっマユちゃん!!!」


「へぇ。やっぱモテるよな

ハヤトかっけーからな」


「だからねっおねがい。連絡先だけでもおしえてくれない?」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る