第31話

ほんとやだ…いつもこんなまじまじとみないくせに

下着ほめることなんて滅多にしないくせに


はずかしすぎて、身体が熱い


うっすらと涙がたまっていくのを感じる


ハヤトくんからひしひしと視線を感じながらスカートをやっと脱ぎ終えた



「ー…こ、ここまでで…いい?」


下着姿になり、お腹を隠すように手をおいた


ハヤトくんは勝ち誇ったようにうっとりと微笑んでいた



「…いーねぇ」



お願い、全部脱げとかいわないで、もうほんと無理だから



「こ、これ以上は…無理」


「ふっ……いーよ、そのヒモは俺がとりたいから

ランカ」


こいというように手を伸ばした


「うん…」


やっと…やっとハヤトくんがコイといってくれた



ハヤトくんに近寄り、伸びてる手を握った



握った瞬間、視界が代わり

私はハヤトくんから抱き締められた


「こっち向いて」


「ハヤ…んん…ー」


強引に顔を捕まれ後ろを向かされ、キスの嵐



こんな風に後ろから抱き締められながらするのは初めてだった


でも、もう、そんなことどうでもよくて


ハヤトくんの深く、力強いキスに答えていく



キスをされながら、胸を触られることでキスの合間からでる私の甘い声にハヤトくんも高鳴っていってるのがすごくわかった




だって…ハヤトくんの膝の上に…座ってるから…ね




キスが終わり、ハヤトくんがほっぺた、耳にゆっくりとキスを落としていく



くすぐったいような気持ちのよい感じが全身に広がっていく



「ランカ…」


「ん…な、なに…?」


髪をどかし、うなじにキスがふってきた

ねっとりとゆっくりと…ぞくぞくする


「ランカの好きな人…だれ?」


「は、ハヤト…く」


手がお腹、背中をなぞり…


「ランカを触ってんのは?」


パチンとホックをはずされた



「あ…ハヤ、トく…ん」


「俺に触られて…きもちイー?」


胸の先端を強弱つけるようにさわられ、快楽が私を包み込む


「うん…気持ち、い、あっ」


焦らすようにゆっくりと片方の手か下へ降りていき

閉じていた足を広げさせる



脚を撫でるように触り、触ってほしいのに触ってくれないもどかしさ


早く、おねがいだから、はやく触ってほしい


わかってるでしょ?求めてるんだよ


でも…触ってくれない

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