第31話愛を叫ぶ
「はぁーようやく着いたー」退院をして。久しぶりに、私たちの
森にやってきた。私とフランヌは、二人で森の新鮮な空気を
思いっきり吸った。「はぁーやっぱいいわ~」「そんなに
経ってないのに。なんだが、懐かしい感じね」フランヌが
私の顔を覗く。フランヌの顔を私は微笑ましく感じていた。
「どうしたの?」「うん?何が?」「何だか、嬉しそうだけど?」
フランヌが、私の顔を見て。何だが嬉しそうにしている。
私を見つめる。「フランヌの綺麗な顔を拝めて。嬉しいなぁ~って
思って」「なにそれ?」「「はぁはぁあはぁはぁー」」二人で大笑いをした。
その後、私たちはボロボロのツリーハウスに足を運んだ。あの
ホムンクルスのレイとの一戦で。ツリーハウスはボロボロに
なっていた。「これは・・・・・・修理が必要ねぇ」
「うん。そうだねぇ・・・・・・」ボロボロのツリーハウスで
一人がけの椅子だけ無事だった。「大丈夫?」「大丈夫だってばぁ」
フランヌは、私を椅子に座らせた。私の腹には痛々しい傷の後が
残り。左目には眼帯をしていた。多分、左の目の視力はほぼない。
ホムンクルスのレイの鋭い爪に切られたせいだ。「左目、よく
なればいいけど・・・・・・」心配そうなフランヌを見て。
私は「大丈夫だよ。まだ、こっちの目が見えるし」と右目を
人差し指で指す。「それに、フランヌが代わりになってよ。私の
見えなくなった。左目の代わりを」私が、フランヌに言うと
フランヌは「えぇ」と優しく答えてくれた。「はぁーそれに
しても。本当に疲れったー」私は、両腕を伸ばした。
「結構な距離だもんねぇ」ポルノから、列車で一時間も掛け。
帰ってきたので。体がヘトヘトだった。「メアリーって、あんなに
乗り物酔い激しかったけ」フランヌが、私の乗り物酔いの激しさに
クスックスッと笑った。「だって・・・・・・子供の時は、そんな
乗らなかっただもん~」私は頬を膨らませいじけた。それを見た。
フランヌは、私の顔を抱き寄せ。「はい、はい。よく頑張りましたねぇ」
と母親が子供に褒めてもらうような言い方をした。
私は、少し恥ずかしかった。「もぉー子供扱いはやめてよー」
私が嫌がる仕草をすると。フランヌの目から、涙が零れていた。
「フランヌ?大丈夫?」「ごめんね。私のせいで、こんなに・・・・・・
こんなにメアリーを傷つけるなんて・・・・・・」フランヌが、私の
ことで涙を流した。私のことで、そんなに泣かないでほしい。
全部、自分が勝手にやった事なのに・・・・・・私は、フランヌの手を
優しく握り。フランヌに「大丈夫だよ。フランヌ」「えっ?」
「私は、君の為なら。どんな困難にも負けないよ。どんなに、強い敵が
来ても。私たちの愛を邪魔する奴らから。私は、君を守るよ。
フランヌが、私に教えってくれた。錬金術でね」「メアリー・・・・・・」
例え、この先どんな困難が訪れても、。私は、フランヌを守る。この愛が
ある限り。私は、フランヌを守ってみせる。それが、私が犯した。
過ちなら。私は受け入れる。自分のわがままのせいで、死んだフランヌを
蘇らせた。私は禁忌を犯したのだ。愛するフランヌをもう一度。この手で
触れるために。例え世間から、私たちを見捨てても。この愛が、愛では
ないと言われても。私は、私は、フランヌへの愛を叫び続けるよ。
「ねぇ、フランヌ」「うん?」「私たちさぁ。もし、もしこの世界が許して
くれるならさぁ」「うん?」「結婚しよ」「・・・・・・うん・・・・・・
いいよ」二人の手が、そっと互いを優しく握る。私の名前は
メアリー・ケイシャ。私は、罪を犯しました。それは、愛する人を
錬金術を使って、蘇らせました。私は禁忌を犯しました。もう一度。
愛する人に抱かれたいから。私は、この罪を一生抱えながら。
生きていこうと思います。例え、世間が許さなくても。
私は、一向に構いません。だって、私には愛する人がいるから。
罪を背負い。私とフランヌ・ケイシャは。皆様の前で、結婚を
する事を宣言します。どうか、皆さまにも。愛する人と
幸せな時間を過ごしてください。それだけが、私が皆さんに
言いたいことです。あぁ!すみません。もう一つありました。
私たちに、愛を叫んでもいいだろう~。私とフランヌの薬指に
小さな指輪がつけられる日を。夢見て、私とフランヌは二人
仲良く眠った。終わり
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