第24話愛のために戦うと決めた
港近くの大きな倉庫にたどり着いた。そこには、鎖で両手を拘束されている。
フランヌと。私とベルトを睨みつける。ホムンクルスの強欲のレイの姿が
あった。「てめぇーどうやって。ここを見つけたんだ?」レイは、私に質問を
する。「この子が、ここまで連れってってくれたの」私は、自分の隣で威嚇を
する。ベルトのを目配せで答えった。「あぁーそうか。アイツの・・・・・・
やっぱ。俺様とは、仲良くできないのか・・・・・・・」レイは、何かおかしな
事を口にした。レイは、ベルトとの事を知っている。
それって、つまりは・・・・・・等と考えていると。「死ね」死ねの言葉を
発するのと同時に。レイの傍にあった。大きな長方形の木箱から。
無数の触手が出てきた。触手の一本が、私にめがけて突こうとする。
私は、その触手をナイフでそげ落とした。「ナイフ?」私は、咄嗟に
ナイフを錬金術で錬成していた。「切れ味はいいみたいねぇ」ナイフをブンブンと
自身の顔近くでぶん回し。ナイフの切っ先をレイに向ける。「あんたをこれで
切れば。私の気持ちが伝わるのかな?」小首を傾げ。レイを挑発する。
そんな安い挑発に乗るはずがなく。レイは、大量の触手をさらに繰り出してきた。
触手は、私の真上に伸び。急降下で、私めがけ突き出してきた。私は、それを
見抜き。左右に動きながら、触手の攻撃を躱した。そのまま触手をナイフで
切り付けた。「ほぉーやるなー」レイの余裕な態度が腹立った。でも、油断は
しない。触手の攻撃は、アイツにとっての序の口だと思う。つまり、ここからが
本番。「じゃーこれは、どうかな?」レイの左手が黒く変色した。それは鋼鉄の
見た目をしていた。「ぶっ殺してやるよ」レイの挑発に、私は「それはこっちの
セリフだから」乗った。私は、レイをめがけ走り出した。レイは、私の走って
くる所を待ち伏せる。私は、手に持っている。ナイフをレイにめがけ上空に
振り出す。上空に振り出した。ナイフをレイの鋼鉄の手で防がれた。
カッキンと鉄と鉄が響く音が倉庫中に響く。私は、一旦距離を置こうと
レイから離れる。それを見ている。レイは、すぐさま。私の方に向かってくる。
「死ねー」レイの叫び声と共に、私に鋼鉄の手を振り出した。私もナイフで
迎えようとしたが。相手の方が、私のナイフより硬かった。レイの鋼鉄の手が
私の左目に切り付けた。「がぁー」私は、その場で倒れた。「メアリー‼」
左目が血で塗られて。なにも見えない。落としたナイフを取ろうと、手を伸ばす。
でも、レイの足がナイフを遠くに蹴とばす。そして、レイの手が私の首を
強く握りしめる。私の体は宙に持ち上げられ。私は抵抗すらできないでいった。
「お前、本当にバカだなぁ」レイが、私を哀れむ。「この女に合わなければ。もっと
まともな人生を送れたのによ。この女を好きになったせいで、お前の人生は
バットエンドだな」私の人生が、バットエンド?私が、フランヌと会わなければ
よかったの?私が、フランヌに教えてもらった。錬金術で、フランヌを蘇らせた
のがいけないの?いや、違う。それは違う。「他人のお前が・・・・・・」
「あぁ?何か言ったか?」私とフランヌの関係を「他人のお前らが」この愛を
「他人のお前らが、私たちの愛を否定するなぁーーー」私たちの愛を誰かに否定
されたくない。この愛をフランヌとの愛を叫ばないなんて。
そんなのは違うから。私は、力を振り絞って。手をパンと叩き。レイの鋼鉄の手
に触れる。鋼鉄の手がぐにゃぐにゃにうねる。「て、てめぇー何をしやがった?」
鋼鉄の手は、うねるのを止め。腕から、鋭い無数の鋼鉄の棘がレイの体を
突き刺す。「ぐっわぁー」レイの痛みを叫ぶ。掴まれた手から、私は脱出する
ことができた。私は転がっている。ナイフを手に持ち。レイの心臓部分を
思いきり。ぶっ刺した。心臓の行動が聞こえなくなり。レイは、静かに
その場に倒れた。「私は、戦うよ。フランヌために、自分たちの愛を守るために
あんたみたいな連中と戦う。自分たちの愛を正当化するために」言葉を
吐き捨てて。私は、フランヌの元に駆け寄る。「メアリー。何で?来たの?」
目から涙を零す。フランヌにゆっくりと駆け寄る。「白馬の王子様は、囚われの
お姫様を悪いドラゴンからお助けに来たのです」いつの日か。二人で喋った。
私が白馬の王子様で、フランヌがお姫様だと言っていた事を思いだし。
口にした。「迎えに来たよ。フランヌ」「メアリー・・・・・・」私は、鎖を
溶かし。フランヌの体を優しく抱きかかえる。「帰ろ。私たちのサンクチュアリー
に」「うん。二人で帰りましょ」フランヌの顔を見つめ。私は表情が緩み。
穏やかな気持ちになる。このままがいい。この時間が一緒続けば。あとは
なにもいらない。そう思うほど。私は、フランヌの事が大好きでたまらない。
「ヴァン」そう思っていたら。ベルトが、突然鳴き出した。私は、ベルトの方に
顔を向けると。私の背中をレイの鋭い鋼鉄手の爪が刺さっていた。
「俺様は、そんなに簡単には死なない」「がっはっ」私は、言葉にならない。
苦しみを感じ。フランヌを抱いたまま。その場で倒れた。「メアリー‼」
フランヌが、私の名前を叫ぶ。でも、その声は聞こえなかった。あの大好きな
フランヌの声が聞こえない。気がつくと、わたしの体から大量の血が
溢れていた。私は、深い眠りの世界に入ろうとしていた。続く
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