第6話

昨日も頭が痛くて、結局、学校を休んじゃった。

でも今日もまだ頭が痛かったけど、学校に頑張って行ってきた。

塾も行ってきた。


先生は「大丈夫?」と聞いてきた。

「大丈夫」と僕は言った。


先生は、昨日夕方にお母さんの携帯電話に電話をしてくれた。

僕が休むと、いつも電話がかかってくるんだって。

「体調はどうですか?」って。

「明日は来れそうですか? 明日の時間割は◯曜日の通りなので、そのように伝えてください」って。

休んだ子に一人一人電話して、そう伝えているんだって

僕は先生って大変だな、と思った。


いつも、ありがとう。先生。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る